ふとしたタイミングで急に背中に痛みを感じたり、慢性的な痛みに悩んでいるという人もいますよね。
同じ背中の痛みでも、痛みの原因はさまざまです。そこで背中の痛みの要因として考えられることについて解説していきます。
背中の痛みの要因となるのは、大きく筋肉の緊張や疲労や、脊椎の問題、関節の問題そして内蔵の病気などに分かれます。
筋肉の緊張や疲労からくる背中の痛みは、長時間の座り仕事や立ち仕事、不適切な姿勢などが原因で、背中の筋肉が緊張したり疲れたりすることがあります。また、事故やスポーツの際に背中の筋肉や靭帯が損傷することがあり、それが痛みの原因になることがあります。
脊椎の変形や損傷、骨折、脊柱管狭窄症など脊椎の問題が背中の痛みの原因となったり、背中の関節の炎症や変形、椎間関節の不調など関節の問題によって背中の痛みを引き起こすこともあります。
胃潰瘍や膵炎、胆石、腎臓結石などの内臓の病気が、背中に放散する痛みを引き起こすことがあります。
この他にも、ストレスや不安、うつ病などの精神的な要因が、背中の痛みを引き起こすことなど、背中の痛みの要因は、単独でなく複数が組み合わさることもあります。
背中の痛みが継続する場合や痛みが強い場合は、医師の診察を受け、適切な治療を受けることが重要です。